iPhoneのドックコネクターの故障ででてくる症状や修理の費用・内容についてまとめています。
iPhone4 | 1,500円~5,000円 | iPhone5S | 3,500円~7,980円 |
---|---|---|---|
iPhone5 | 2,500円~6,980円 | iPhone6 | 9,000円~9,800円 |
iPhone5c | 3,500円~7,980円 | iPhone6Plus | 9,800円~12,000円 |
Dockコネクタとは、Apple製品にも使用されている専用コネクタで他の機器と接続をしたり、充電をしたり、様々な使われ方をしています。iPhone5からはLightningコネクタという新規格となり、さらにいろいろな機能や機器のコネクトの中枢となっています。
iPhoneの中でも壊れてしまうと一番困る部分のひとつといえます。
iPhoneのコネクター部分には、ドックコネクターとLightningコネクターという2つのタイプが使われています。
どちらが使われているかは機種によって異なるので、iPhoneのコネクター形状やモデルから、違いを確認しましょう。
下記のポイントでドックコネクターとLightningコネクターを判別できます。
水没や水濡れ
海水や雨水、汗、水蒸気などがコネクター端子に入ると、漏電・ショート・金属部品の腐食が起こる恐れがあります。
ホコリや接触不良
物理的衝撃により、部品のゆるみやずれが生じることがあります。
ホコリや砂などが部品に入り、接触不良による認識異常で充電ができないケースがあります。
負荷による基板損傷
充電中、ケーブルやドックコネクター端子に物理的衝撃や負荷がかかって基板が壊れる恐れがあります。
また、車のシガーソケットで充電する際に、渦電流が流れてドックコネクターが破損することがあります。
1.ドックコネクターの掃除→つまようじをティッシュかコットンでくるんだものや、綿棒などでホコリや汚れを取り除きます。汚れなどでの認識不良・接触不良を解消します。
2.別のケーブルで接続→ケーブル内断線・内部接触不良の恐れがあるので、別のケーブルで充電を試します。充電できない場合はケーブルの交換だけでなく、ドックコネクターや基盤の修理などが必要になります。
3.appleの純正のアクセサリを使う→非正規のケーブルやアクセサリを使うと認識できない場合があるので、純正品で試してみます。
4.電話やスピーカーが使えるか確認する→iPhone4Sの場合、スピーカーとマイクがドックコネクターと一体構造になっている機種があります。この場合、ドックコネクターが破損すると全て使えなくなるので、修理業者に依頼・買い替え検討が必要です。
最も多いのは、充電ができないというトラブル。その他にも下記のようなトラブルでは他の原因が考えられる場合もありますが、まずはドックコネクターを交換してみると良いでしょう。
■事例1:充電ができない
iPhoneに充電器をつないでも充電できなくなってしまった。ケーブルが悪いのかと思いいろいろ試してみましたが、ドックコネクターを交換したらすぐに直りました。
■事例2:iTuneと同期できない
iTuneを利用して、データをバックアップしたり、音楽やゲームを購入したりしていましたが、突然iPhoneをPCとつないだときに「不明なデバイスです」と表示されるように。ドックコネクターを交換したら、同期できるようになりました。うまく同期できない場合は、ドックコネクターの故障を疑ってみる必要があります。
■事例3:電話の声が相手に届かない
iPhone4sのマイクロホンは、ドックコネクターと一体構造となっているため、ドックコネクターの故障で通話中の声が相手に届かないことがあります。音声を使った、ボイスレコーダーのアプリも正常に使うことができなくなってしましましたが、ドックコネクターを修理することで改善された。
■事例4:「このアクセサリは…」という表示が出る
なにもアクセサリーを接続していないのに「アクセサリはこのiPhone用に最適化されていません」と表示が出た。本来は、規格に沿っていないアクセサリーが接続された時に表示されるメッセージだが、ドックコネクターの接続トラブルで、表示されてしまったのだそう。たとえば、iPhoneが水没して、内部に化合物が生成され、それがドックコネクターの端子と端子を接続してしまい、iPhoneが「規格に沿っていないアクセサリーが接続されている」と誤作動するということがあるようです。